河北潟の水質(すいしつ)のうつり変わり
河北潟の水質は上の昭和57年から平成21年までのCOD値のグラフを見ると、環境基準を毎年上回っていて近年では横ばい状態です。
水質をよくするのための対策(たいさく)が必要です。
COD(化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう))ってなあに?
私たちはいつも、台所であらいものをしますね。洗たくやおふろ、トイレで使った水も流します。こんなよごれの入った水が、潟に流れこむと潟の水をよごすことになるのです。CODとは、水の中のよごれの多さを表すものです。もう少しくわしくいうと、化学物質(かがくぶっしつ)がよごれを分解するために使う酸素の量がCODで、これが多いほどよごれも多いのです。
このように、私たちのふだんの生活からでる生活排水(せいかつはいすい)が潟(かた)の水質(すいしつ)を悪くする大きな原因になっています。