消防の仕事



しょうぼうたい

 

消防隊の仕事は、火を消す事。

 周りの家に燃え移らないように消火をしたりするんだ。

 

いろいろな道具


消防隊員(たいいん)が使う道具は特別なものばかりです。しかも救助専用(きゅうじょせんよう)の道具や救急専用、火事のときに使う道具といったように、何に使うかで道具も使い分けなければなりません。ここでは、火事や救助のときによく使うものをいくつかしょうかいします。

ホース

ホース

 火事のときに使うホースは、ホースの口の部分の大きさの違いで2種類あります。消防車から延長するホースは、写真の右側のもので口の部分が65ミリメートルになっています。このホースから、次に紹介する道具を使って2本のホースに分けて使うこともあります。そのとき使うホースが写真の左側のもので口の部分が50ミリメートルのものです。どちらのホースも同じ長さで、20メートルあります。

双口媒体

双口媒介

 前に説明した65ミリホースを延長してして、その先の方に50ミリホースを2つの口に分けて使うときに、この道具を使います。2つの水の出口のところには、それぞれコックがついていて、片方を止めたり、両方止めたりすることができます。

筒先

筒先

 最初に紹介したホースの先の方につけて、かける水を棒のようにしたり、霧のようにしたりするときに使います。火事の様子によってそれぞれの筒先を使い分けます。筒先には水の勢いでものすごい力がかかるため、経験豊富なベテランの消防隊員がもちます。そして、火事を早く消すことができます。

万能斧

現場で、障害物などを壊す時に使います。

とび口

現場で、障害物などを壊す時に使います。

スタンドパイプ

 消火栓から水を取る時に使う道具です。

ホースバック

 ホースを一度にたくさん運べる道具で一度に3本を入れておく事が出来ます。また、ホースを伸ばす事も簡単にできます。

ホースブリッジ

 道路などでホースを伸ばした際、車などがホースを踏んでしまわないようにする道具です。

ホースバンド

 割れたガラスなどで、ホースに穴が開いてしまったときに応急処置として使う道具です。